Ash Baby

2004年6月17日
「蛇にピアス」読んだときもそぅだったけど、あたしには全然違和感なく、彼女の文章を現実的に捉えて読むことができた。

「愛してる人に殺されたい」って思うのなんて、当然でしょ。普通よ、普通。あたしの場合は、自分の思いが相手に届かない時には相手を殺したくなるし、愛してくれてるの感じたら、殺して欲しくなる。そん時は、間違いなくHしながら絞殺して欲しいんだけど。

あぁでも、毎晩眠れないくらいに、憎んでた父親を殺したくて仕方なかった時は、殺すなら絶対、刃物で内臓をえぐって殺そぅって思ってたな。
好きな人を殺すとしたら、うーん、何でもいいや。

そういえば、中学校に入学したばっかで一目惚れした男の子がいた。
中学の3年間であたしは8人位の男の子と付き合ってみたんだけど、やっぱ
そのコが好きで好きで、中2の秋から1年ほど付き合ったものの、あたしの
気持ちは暴走して、思いが伝わらないって、自滅した。
そん時に、彼を殺して解剖して食べちゃいたい、なんて考えてたのを覚えてる。
全く、変な女子中学生だ。
今となれば、そんな美学もちゃんと受け入れられるけど。
にしてもその頃からあたしの恋愛偏差値は、さほど上がってないのかもしれない。

金原ひとみは、好きだ。
もろに村上龍の影響を受けてるなって感じだけど、こういうコ、キャバ嬢とか
風俗嬢とかに普通にいそう。そういう人種にウケそぅだし。
なんかユルくて、好き。顔がカワイイってのも大きいけど。

元々そうだったのかもしれないけど
元々惨めだったのかもしれないけど
元々人間なんて惨めなものかもしれないけど
元々世界自体が悲惨なのかもしれないけど
元々何もかも無駄なのかもしれないけど
元々それを前提とした世界なのかもしれないけど
元々それを前提としてみんな笑ってやってるだけかもしれないけど
元々なくてはならないものではないと知った上での世界なのかもしれないけど
元々だったらどうして生きてるのかなんて考えないことを前提とした
世界なのかもしれないけど
元々じゃあ生きますと考えた人でなくても生きていられる世界なのかもしれないけど
元々じゃあ生きますという人間なんてバカばっかりという事が前提の
世界なのかもしれないけど
元々じゃあ死にますという人間も実はバカでどっちにしてもバカだって存在自体が
バカだってみんなが知ってるという事が前提の世界かもしれないけど


所詮、生きてる意味ってわからんのよね。
けど、死に向かって生きてるかどうかも、よくわからん。
だって、死後のコトなんて生きてるうちは絶対知りえないし、死っていうのは
やっぱラストだと思うから、死んだ後の自分は生きてる自分とは別モンだから
切り離して考えるべき。
だからやっぱり、人間は死んだら終わり。
人生に失望したら、最後の手段として死ねばいいだけだ。
ひとりの人間の一生なんて、所詮大したモンじゃない。
だからせっかく生きてるんだったら、精一杯自分のために生きていけばいい。
それが今のあたしなりの拙い結論。
金原ひとみと、話がしてみたいにゃぁー。

元彼。

2004年6月17日
大事な用事で、元彼と出かけた。
普通にイイ奴だし友達だし、電話ではちょくちょく話してる。
会っていっぱい話すのは、久しぶり。
付き合ってるときと変わらず、仕事とか将来とか世間話とかいっぱい
喋った。

向こうもあたしも、特定の恋人を作る予定は今んトコない。
たった半年ちょっとの間だったけど、超仲良くて一応めいっぱい愛し合ったし
精一杯のイイ思い出だけど、きっと彼とあたしの恋愛は大学生を実感できる
最後の恋愛だった。
イロイロあったし、けど楽しかったし、色んな意味でお腹いっぱいなのよ。
一年前の、一緒に勉強したりご飯作って食べたり何度もHしてた22歳の夏の
あたし達は、若くて楽しかったねぇ・・・?

別れた後でもこんなに仲良くできる関係がすごく嬉しいけど、少し切ない。

カラむ女。

2004年6月16日
あたしは、酔うとけっこー酒癖悪かったりする。
日本酒やワイン飲んだときや疲れてるときは寝ちゃうんだけど、
テンション上げて飲んでるときは大抵、人にカラむ。

VIPな客の席に大勢の女の子で着いて、ウォッカを一気飲み。
大抵みんな吐いたり寝たりするんだけど、あたしはエッチになったり
タチ悪く、カラむ。
お酒で酔うの大好きだけど、ちょっとは気をつけなきゃね。
月の半ばの火曜日のお店は、暇だった。
そんな中で2組のお客様が立て続きにいらした。

1組目は、東京からのお客様で最近よく来てくれるサラリーマン(33)。
2組目は、多忙の中たまに会いに来てくれる男前のエリートサラリーマン
(30代後半?)が会社の部下と。
売上げ(純売)は、合計34.000円也★

後でいらした方のお客様の席に着いてる頃、なんだか2階席が異様に
盛り上がってると思いきや、なんと超売れっ子アイドルグループが来店してた。
指名客がいるにも関わらずヘルプに着いてもらって、あたしはそのグループ
の席に突撃!!
もぅ、超楽しかったってば。未だに興奮、冷めやらぬ・・・。
この仕事やってて本当に良かった〜♪♪♪

指名換えGET。

2004年6月11日
ここ1週間、仕事を休みまくってる。
ラブな人と会う約束してたんだけど、さすがに金曜の夜は出勤しないと
マズイでしょっ!って、相手に合わしてばっかいるわけにいかないって
奮起して出勤した。

つい最近フリーで着いた時に気に入られたお客様(@会社経営)が7人で。
指名されたのはあたしだけだったから、売上げ的にかなりラッキー♪
あたしはその時まで知らなかったんだけど、あたしを指名してくれた
お客さんは前まで他の女の子を指名してたんだって。
前回来店時に偶然そのコが休みで、あたしが着いた。
今回はそのコも出勤してたけど、つまりは「指名換え」ってのをしてもらった。
その女の子はあたしも結構仲が良いから気まずさ満開だったけど、
まぁ、仕方ナイでしょ。
あたしも他の女の子に客取られないように気をつけよ。

営業サボってるせいで、来客はこの一組だけ。しかも滞在時間は1セットのみ。
純売、42.000円。ご馳走サマ。

違う世界の住人。

2004年6月8日
日曜日にデートしてからのあたしは完全に乙女モード続行。
キャバ嬢な自分を受け入れたくなくて(爆)、月・火と仕事を休んだ。
仕事の売上よりも他のキャバ嬢に対するプライドよりも、自分が一日
も早くキレイに変身できるように、それだけに集中。

ヘアエステをしに美容室へ。
ヘッド・スパっていうの、超気持ち良い!
アロマオイルでリンパのマッサージとかしてもらって、熟睡。
施術開始後すぐに、100%みんな寝ちゃうんだって。
そんくらい気持ち良くてすっかり虜になっちまった。

夜、ラブなあの人に電話した。
相変わらず長電話なんだけど、なんかお互いケンカ口調?!
お互いを探ってるっていうか、変に気を許してるっていうか、
仕事のストレスぶつけられてるっていうか・・・。

サラリーマンの辛さは、ハッキリ言ってわからなぃ。
私はまだ大学生だし、キャバ嬢だし、そりゃサラリーマンの客とは
毎日たくさん話してるけど、やっぱりわからない。
OLになる気持ちさえわからんのだから、無理もないか。

社会人2年目の会社勤めの若い男のコ。
たまにキャバクラに遊びに行くコトはあっても、キャバクラ界とは離れた
ところで、毎日堅気に生活してる。
だからって物の考え方はそうかけ離れているとは思わない。
けど、金銭感覚や行動時間帯っていう生活スタイルの大部分がやっぱ違う。
彼が世間一般的で、あたしが特殊ってコトは言うまでもなくわかってる。
平凡なんて大嫌いなハズなのに、あたしは彼と同じ世界に住みたいな、
なんてちょっと思ってしまった。

念願の海デート♪

2004年6月6日
待ちに待った、海デート♪

車で遠出して、海を見に行った。
天気予報ではずっと雨だったのに、予想外に昼間は快晴!
海水浴シーズン前の海はまだキレイで、とても穏やかだった。

裸足になって、二人で手を繋いで海際を歩き、日光に当たって彼の
膝の上でお昼寝した♪
ずっとずっと、ドキドキが止まらない・・・。

海からの帰り道、車の中から大きな虹を見た。
とんでもなく大きなアーチを描いてて、半円どころじゃなかった。
スコールの中に浮かぶ虹はすごくキレイで、感動した。
彼とは出会った瞬間から夢見心地だったけど、初デートでご飯食べに行っても
散歩しても体を重ねても、こうやって遠出しても、まるで神様がふたりを
祝福してくれてるみたいに、奇跡的な情景ばかりが目に映る。

彼かキレイな心の持ち主で、あたしも彼といると心が浄化されたみたいになる。
このままずっとこんな気持ちでい続けたいよ。

街に戻って食事をとって、映画を観に行った。
あたしはちょっと眠くて途中彼にもたれて寝ちゃったんだけど、
彼はすっかり映画の虜になってた。

あたしの家に送ってもらう頃にはすっかり遅い時間になってたけど、
別れが惜しくて何度も何度もキスした。
他のものなんて何にもいらないから、彼だけが欲しいって思ってしまう。

どうかあたしから彼を奪わないで下さい。
彼を傷つけたりしないし、悲しませない。大切にしたいもん。

ワガママなあたしだけど、今度こそはこの愛を貫きたい。
自分のコトばっか考えるのはもぅやめて、心から彼を愛していきたいな。

恋愛>・・・仕事

2004年6月5日
昼過ぎまで彼とホテルで過ごし、夕方からそれぞれ用事があったので別れた。

夕方から、約1年振りに会うお客様と同伴。
この1年間でレギュラーで働くお店をあたしは3回変えた。
(売上ナンバー1になったクラブ→最大規模のキャバ→最高級のクラブ
→最高級・ニュークラ系キャバクラに至る。)
だから当然、このお客様は初めて今のお店に来店するという事になる。
元々はあたしの担当のお客様ではなかったんだけど、かなりの頻度で飲みに出る、
安定した高収入を稼ぐわりに自由な時間があって、しかも体を求めたりしないの
知ってたし、この間から久々にメールのやりとりを始め、ついに同伴にこぎつけたのだ。

高級なお寿司屋さんで食事をとり、店に入ると同伴では一番早い出勤だった。
ドレスアップしてヘアメイクをしてもらって、いざGO!
勿論ボトルはあたしの好きなの入れてもらって、大した話をするわけでもなく
3時間、お店にいてもらった。

そのお客様が帰っるのと入れ違いに、最近であった大手会社の取締りのお客様
が部下を3人引き連れていらした。
ボトルが1本空き、フードもオーダーしてもらった。

2組呼んで、純売は7万3千円。
ホントにまだまだだけど、・・・ボチボチではある。
いつもお客様には感謝してる。お客様あってのあたしだからサ。

男にボケ始めたあたしだけど、キャバでの仕事は男の次に好きだ。

昼までデート。

2004年6月4日
エクステがそろそろ限界で、デートにも備えてヘアサロンに行った。
カウンセリングを受けて、頭皮が荒れてるのを指摘された。
編みこみタイプのエクステを付け始めて、約一年。
激しいカラー剤とエクステと毎日のドレスアップでのセットは、相当あたし
の頭皮に負担をかけてた。

マイクロスコープで頭皮チェックをしてもらうと、あたしの地肌はボロボロだった。
痒かったし湿疹みたいなので出来てるのにも気付いてたけど、ちゃんとケア
していくことにした。
カラーとエクステは頭皮が健康になるまで我慢するコトにして、カットだけして
ヘッド・スパっていうの専用のシャンプーとトリートメントを購入して帰った。

仕事へは、早上がりでもいいからって言われたので出勤するコトにした。
ここ最近にしては珍しく、来客予定がなかたのをイイことに営業もしなかった。
後で聞いたら、早上がりした後に、あたしの指名のお客さんが来てたらしい。
勿体無いっちゃそうだけど、あたしがまだお店にいる間に来なくて良かった
って内心ホッとした。

仕事中もずっと恋に落ちたその人とメールしてて、早く上がって迎えに来てもらった。
早く会いたくて、深夜に初デートをした。

本当は金曜日にキャバを早上がりなんてあり得ないんだけど、体調悪いフリして
早上がりの許可をもらった。
そっこーで着替えて急いでお店を出て、ちょっと離れたところで待ってる
彼のもとへ行った。

初めて乗り込む彼の車で、すぐ傍の花街に移り、昔クラブ時代にアフターや
お水友達とよく行った、夜人間に人気のレストランに入った。
ビールと焼酎を合わせて4杯ずつくらい飲んで、美味しいご飯を食べた。

花街を手を繋いで散歩し、その後ドライブしてたらいつの間にか外は明るくなってた。
二人とももうすでに眠かったけど離れたくなくって、車ん中でくっついて寝たりして
いよいよ昼過ぎまで一緒にいた。

お互い夕方から大事な用事(あたしは1年振りに会うかなりの上客と同伴。)
があって、惜しみながらバイバイした。
ずっとくっついてたくて離れたくなくって、二人とも他のコトなんてどうでも
いいって勢いだったけど、明日また会えるんだしってお互い言い聞かせて、
家に送ってもらった。

大事にしたいしされたいから、ホントは夜を過ごすのはもうちょっと後に
しようと思ってた。
あたしの仕事柄、ヤキモチや心配されるのわかってるし、信頼関係を築いてから
にしようって。
「もうちょっと待って。」とは言ったけど、そしたら彼も「待つ。」って
言ってくれたけど、あたしは早く彼のものになりたかったから抱かれることにした。

体を重ねてから、ますますあたしはドキドキが止まらない。
出会ったばっかりなのに、好きで好きで仕方がない。

あたしは絶対、彼と彼との付き合いを大切にする。
そう心に決めた。

フワフワ恋心。

2004年6月3日
出会ったばかりのその人のコトで頭いっぱいのあたし。

コツコツ営業して最近やっと波に乗ってきて、売れっ子キャバ嬢一直線かと
思ってたのに、やっと毎日同伴したり客を呼び続けられるようになったのに、
ここにきて仕事なんて、上の空。
同伴の約束すらすっぽかしそうになるし、仕事中はその人とメールのやり取り。

同伴のお客さんも帰ってしばらくフリーを回った後、店も暇だったし早上がりした。

送迎のクルマで家に帰って、早速ドキドキしながらその人に電話した。
いっぱい色んなコト話して、気付いたら朝だった。
海に行く約束が楽しみでしかたないあたし達。
早く会いたいって、恋の火花は最高潮に燃え上がってる。

まさに、やっと出会えた恋って感じ。

早く会いたいし、他の事なんてどうでもいいってくらい心が浮ついてて、
フワフワした、とっても幸せな気分。

ひとりで頑張ってきて良かったな、って心からそう思った。

恋にオチタ。

2004年6月2日
恋にオチタ。

少し離れたところにいる時からお互いに一目惚れで、傍で顔を見つめたら
あたしのタイプ、ど真ん中。
じっくり話したら、優しくて丁寧な言葉で話す、純粋な人だった。

仕事モードから一切離れて、素のあたしを見せた。

顔、身長、ファッション、年齢、仕事、性格、血液型、音楽の趣味、住居、クルマ。
一応冷静に観察してみたけど、全部合格。理想に近いかもしれない。
そして何より、フィーリングがぴたっと合った。

そう何度もあるものじゃないけど、理想の恋に出会った時ってこんな感じ。
ドキドキが止まらない・・・。

日曜、海を見に行く約束をした。
遠く離れた静かなところに二人で行きたいから。

諦めかけてたあたしだけど、ついに出会っちゃった。

♪Message♪

2004年5月31日
◆まーこたん ◆DIDDYちゃん ◆奈々ちゃん
メモありますっ(^o^)
真夏日和の、めちゃくちゃ快晴の日曜日。
大学の友達とオンナ4人で1ヶ月振りに集まった。
デザートバイキングでたらふくフルーツやアイスなどのデザートを
頬張り、お互いの近況や仕事のグチを話し合う。

あたし以外の3人は、この春から企業に就職してOLになった。
その中で大手企業の総合職に就いたコは、一番キツそう。
その他の2人は、そろそろ仕事に楽しみを見出してきた様子。
あたしは、「相変わらずマイペースだね。」とか「若いね〜。」とか
「華やかで羨ましい。」とか言われてるけど、果たして褒められてるのか
貶されてるのか?!って感じ。
まぁ大学留年も、OLになりたくなくて就活しないのも、現在キャバ嬢やってる
のも、自分自身が望んで選択し、自己責任でやってるコトだから。
みんなそれぞれが自分の人生を切り開き、輝いていけばいい。

昼過ぎから集まって夕方には早々に解散し、あたしはその後、いつも遊んでる
幼馴染みと買い物に行った。
サンダルとカジュアルなタンクトップと、アクセや細々とした小物類を購入★
買い物してご飯食べて、いつもより早めの10時くらいに別れて家に帰った。

相変わらず色気のナイ休日だけど、その分悩みなんて何にもなくて、
充実したハッピーなお休み。
暑くなってきたし、夏はもうすぐ近くまで来てるし、早く海かプールに
でも行きたいな♪

おねだり攻撃。

2004年5月29日
45才くらいの、会社社長と同伴。
普段は同伴はおろか、一人で飲みに行くコトなんて滅多にないと言う
結構マジメなお方。ちなみにバツイチさん。

ぼちぼち高級な中華料理屋の納涼床でビールと中華料理を食べて、その後
百貨店で無理矢理アクセサリーを買ってもらった。
用事に付いて行っただけなのに、かなり強引におねだりするあたし。
D●orのネックレスとか要らないんだけど(爆)、一応ラインストーン
ぎっしりでD●orアクセにしては高い部類?の2万5千円也。
何年か前のあたしならかなり喜んでただろうけど、今さらD●orの
ペンダントはちと恥ずかしい。
その人は女の子へのプレゼントなんて初めてとか言ってたけど、可愛くないよね、
あたし。
どうせなら、ブレスがピアスが欲しかった。結構気に入ったのあったのに、
却下されちったんだよなぁ。
まぁ大事に取っておいて、そのうちネットオークションでまた売っちゃお〜。

良客ご来店。

2004年5月28日
今のお店で出会って、ベタ惚れされてる客がアポなしで来てくれた。
独身で若いコ好きのその人は、かなり本気であたしを手に入れようとしている。
頼んでもないのに向こうから同伴ふっ掛けてくれるし、プライベートでは
他のお店には飲みに行かない宣言してくれて、売上にも協力してくれる。
忙しい合間を縫って、会いに来てくれた。

今のお店は、お水未経験の女の子が少ない完全売上制の給料システムで、
自分の指名客の席でサイドオーダーを注文すると、それだけ売上になるし、
周りから見てもテーブルにフードや飲み物が並んでるのは、ちょっとしたステータスだ。
本当はたらふく晩ご飯食べてお腹いっぱいのくせに、「今日は食べてこなかった。」
って言って、2時間のうちにピザと野菜スティックとビール3杯をオーダーした。
まぁ、味もなかなかイケるから、食は進むっちゃそうなんだけど。

夏休みになったら、その人と海外旅行に行こうって話が出てる。
もし付き合ったら、一緒に住んで好きなように生活させてあげるって。
超がつくほどVIPな客ではないからさすがにそれは考えてないけど、
迷ってるフリだけ、一応はしてる。
もし同棲しても仕事は辞めても続けてもどっちでもイイし、趣味とか遊びとかも
好きなようにしたらイイんだって。
性格や熱意はともかく、もっと顔があたし好みででお金持ちだったら、
考えなくもないんだけどね。

和服。

2004年5月26日
お店で和服を着てみた。
いつもは自前のロングドレスなんだけど、ボーイさんに薦められて
着てみるコトにした。

今のお店は、この界隈では最も高級なキャバで、いわゆる最近増えつつある
「ニュークラブ」系のお店だ。
豪華な内装に、在籍の女の子は50人くらい。
基本的にはロングドレス着用で、専属のヘアメイクと着付師が何人かいる。
着物を着せてもらって、ヘアメイクをしてもらて、いざ出陣。
ほとんどドレスの女の子の中で着物姿は目立つらしく、案外ウケも良かった。
インパクト大なために覚えてもらえやすかったみたいで、新規の客もゲット。
「珍しく今日はあたし着物着てるから、見に来て〜♪」って営業かけて、
見事に会いに来てくれた客もいた。

今のお店に移る前、あたしは某老舗高級クラブで働いていた。
客層は医者、大手企業の社長、弁護士、芸能人が当たり前で、言葉遣いや
礼儀作法の厳しいお店だった。
そこでは年始や週末なんかは着物で当たり前だったけど、へんてこな頭に
セットされた。
まさに着物着るときの髪型で、なんかオバサンくさいの。
デブで童顔なあたしには似合わなくて、かなりブルーだった。
しかもドレスやスーツと比べて、動き辛くてしんどいし、着付けやセット
のために早めに出勤しなくちゃいけなかったし。

今回は自分でいくつかある中から着物を選んで、髪形も希望通りにセットしてもらった。
さすがに9時間も働いたら、疲れるわ着物が着崩れるわで大変だったから、
またしばらくはドレスでいくつもりだけど。

5時半まで働いて、その後アフターに行った。
お客さん2人と女の子2人で、ボーイズのお店へカラオケをしに。
ホスクラこそ行った事ないけど、あたしは水商売の男の子のワイワイ系の
ノリが結構、苦手。
けど酔ったあたしはちょっとSっ気があって誰かにカラんだり虐めたくなる
みたいで、みんなでゲームして、男のスタッフをお酒で潰した。
なんやかんやと、あたしも結構な量のお酒を飲んだようだ。
ボーイズのお店を出たら朝の7時を回っていて、さらにそこからご飯を食べに。
塩タン、ユッケ、炒め物、お茶漬け・・・etc散々食べて、解散。

そしてなんとあたしは、そのまま1限から大学へ行った。
満員の電車に乗って、早めに着いた教室の椅子と机で、バクスイzzz。
授業が始まってるコトも、出席の点呼をとってるコトにも気付かなかった。
授業の中盤で不覚にもあたしの携帯音で目覚めて、先生や他の生徒達に笑われた。
よっぽどあたしが誰の目から見ても爆睡していたのだろう。
それでもさらにまた寝て、出席の申請だけして(けど遅刻扱い)、さらに
もう1コマだけ授業出てまた出席だけ取ったら居眠りして、さすがに限界
感じて、昼には家に帰った。
家で夜中まで寝て、来客予定もなかったし、仕事も休んだ。

仕事は、楽しい。
営業は面倒だし、口説かれてそれをかわすのも、ひと苦労。
嫌な客もたくさんいるし、精神的だけじゃなく体力的にも結構しんどい。
それでも遣り甲斐はあるし、あたしに会いに来てくれる人がいるってだけで
パワーになる。
にしても、学校に行くのがまた面倒になってきた。やばいよやばいよ。

最高日和♪

2004年5月25日
天気が良くてカラッと夏日和で、ハイパーテンション。
タクシー乗って急いで大学行って授業に出席だけして、1コマ受けたら街へGO。
お客さま(って言っても同い年で新卒のサラリーマン。かなり、イイ奴。)
と映画を見に行ってきた。
世界の中心で愛を叫ぶ、かなり良かった。
本も良かったけど、映画は映画で、良かった。
映画を見終わった後、なぜか潔くて心地よい気分だった。
きっと、心が浄化されたのか?!
小さな悩み事が一気にフッ飛んで、幸せな気持ちになった。

映画館を出て居酒屋で晩ご飯を食べて、強制的に同伴してもらって出勤。
お店に入る前はちょっとだけでいいって言ってたのに、結局2時間半
居てもらった。
地方に配属されたばっかの若造をたぶらかしてる感は否めないけど、
騙してるわけじゃないから、良しとしよう。

若造が帰った後、すぐに指名のお客様がいらした。
背が高くて男前のエリートサラリーマンさんが部下の方と一緒に。
1月に同伴して以来、実に4ヶ月ぶりに会いに来てくれた。
こういうのがやっぱりすごく嬉しい。
長く付き合えるイイ関係のお客様を増やしていきたい。

結局自分のお客様の接客だけして、早めに仕事を上がった。
すっごく気分のイイ一日だった。
人生は、やっぱ最高だ☆

ひさびの合コン。

2004年5月23日
大学の友達と、その中のひとりの知り合い達と飲み会。つか、合コン?
3:3で、相手は1コ下の男の子たち。
せっかくの休日なんだからあたしがキャバ嬢ってのは伏せておいて、
一応プライベートモードにスイッチしたつもり。
だけどお店でもワイワイ系で盛り上げ役のあたしは、かなり飛ばして
コールかけるわ、ゲームし掛けるわで、ジャンジャンみんなに酒を勧めた。
居酒屋にまで、売上貢献?!
まったくお色気のナイあたしは、最後には男連中から
「アニキッ」
なんて呼ばれる始末。
別にイイけど、そりゃ彼氏できんわ。

どんどんたくましくなってく、あたし。
友達付き合いは広まるケド、楽しいケド、お色気が減ってく・・・。
まぁ男作ってる場合でもナイから、今はこんな生活をまだまだ楽しんでいこう。

上司。

2004年5月22日
クラブ育ちのあたしは、キャバクラでの営業スタイルに馴染めないでいましゅ。
売上のお姉さんのヘルプや、逆に自分のヘルプの扱い方はわかってる。
けどけど、1対イチで自分を売り込むってのにどうも抵抗がある。
今のあたしはもう、クラブホステスじゃない。
そう。キャバ嬢なのよ〜。

仕事上がり、店長に怒られた。つーか、機嫌悪くて当たられた?!
納得いかないコトに対しては、長いものにも巻かれるワケには
いかない、っちゅー性格のあたし。
反論したら、また怒られた。
だって、ムカつくもんはムカつくしー。
嫌われ者の店長だけど、奴に嫌われないようにするしかないけどね。

セコイ客。

2004年5月20日
この前同伴した、アメックスのプラチナの30くらいの客は、あたしを離れた
と思ったら、早速他の新しく入った素人同然の女の子と同伴してた。

前回同伴した数日後、「この前はごちそうさまでしたっ♪」って電話したら、
その後メールでいきなり
「最初は興味あって同伴とか指名したけど、もう興味なくなったから。」って。
面倒くせぇーっ!ウゼェー!って思ったけど一応、
「何か失礼なコトしてしまったのならごめんなさい。けど〇〇さんのコト
最初に会ったときから結構いいなって思ってたから残念です。」
なんてダメもとで嘘っぱちメールを送ってみたら、
「この前の電話が営業っぽかったから。日曜日に空いてたら連絡してきて。」
とかホザきやがる。

さすがにもう時間の無駄だと思って放っておいたら、早速指名換え。
後でその新人の女の子(実は結構、仲良しなのらー。)に聞いてみたら、
やっぱりキモくてセコイってぼやいてた。
オバサン(←あたし)としては、可愛らしくて応援したい感じの女の子だから、
注意して、うまく引っ張るようには忠告しといたけど。
だって、新人なだけにそんなセコイ客に引っかかったら可哀想だし。

逃げる客がいても、新しい客を掴んだらいいことだ。
だって、当然だけどいろんな客がいるからねぇ。
イイ客を掴まないかんね。 

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